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読みやすい文章を書くための7つのポイント(前編)

  • 書き方講座
  • 2017.01.10

約 1314

「書く」手段は手書きからパソコンやスマートフォンへと移り変わりつつあるものの、書くスキルそのものはいつの時代にも必須です。

本コラムでは、読みやすい文章を書くためのポイントを前編・後編に分けてご紹介します。
前編では、3つのポイントに分けて解説していきます。

 

ポイント①主語と述語、修飾語と被修飾語を近づける

 

ポイントの1つめは、「主語と述語、修飾語と被修飾語は近づける」です。

文章のなかで、主語と述語、修飾語と被修飾語はセットです。
主語に対する述語が、修飾語に対する被修飾語がなかなか出てこないと、文章がまどろっこしく、読みづらくなってしまいます。

次の文をみてみましょう。

 

ある学生は、寝坊してしまい、朝の試験に間に合わなかったものの、

その試験が進級を左右するものだったため、なんとか再試験を受けられないかと教授に頼み込んだ。

 

文章の構造が複雑にならないよう、工夫してみましょう。

 

ある学生は、朝の試験に寝坊してしまい、間に合わなかった。

しかし、その試験は進級を左右するものだったため、なんとか再試験を受けられないかと教授に頼み込んだ。

 

文章を分けたことで、文章の構造がシンプルになりましたね。

修飾語と被修飾語も同じ考え方です。
どの言葉が修飾されているのかがわかりやすいように、修飾語と被修飾語を近くにおきましょう。

 

ポイント②接続詞を多用しない

 

ポイントの2つめは、「接続詞を多用しない」です。

接続詞は、文章の理解をスムーズにする役割を担っていますが、多用するとかえってわかりにくくなってしまいます。
たとえば、次の文を見てみましょう。

 

今日は朝から会議があった。

しかし、寝坊してしまい、いつもより遅く起きた。

しかし、ギリギリで間に合った。

 

3文の中2つ「しかし」が使われています。
文章をつなげたり入れ換えたりして、工夫してみましょう。

 

今日は朝から会議があった。

寝坊してしまい、いつもより遅く起きたものの、ギリギリで間に合った。

 

少しスッキリ見えますね。

 

ポイント③ら抜き言葉を使わない

 

ポイントの3つめは、「『ら抜き言葉』を使わない」です。

「ら抜き言葉」とは、動詞の可能形「られる」の「ら」を省略した言葉のことで、「食べれる」「見れる」などが挙げられます。
話し言葉としては定着しつつありますが、書き言葉で使うと幼稚な印象を与えますので控えましょう。

 

ポイント④文体を統一する

 

ポイントの4つめは、「文体を統一する」です。

文体には、「である調」と「ですます調」のふたつがあります。
基本的には、ふたつのうちのどちらかに統一します。

「である調」を使うと、ハッキリと断定的に見え、「ですます調」を使うとやわらかい印象になります。
原稿の内容にあわせて検討しましょう。

 

後編では、3つのポイントをご紹介します。

 

 

 

 


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