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”書棚に並べたい本”をつくる!ブックデザイナーのお仕事とは

  • お仕事コラム
  • 2017.02.8

約 1062

書店や図書館に行くと、大量の書籍が陳列されています。
その中から、「これ!」という1冊を選ぶとき。
どんな基準で手に取りますか?

タイトル、著者名、価格……
基準はさまざまありますが、その判断に大きくかかわっているのが「デザイン」。

書籍のデザインは、「装丁(そうてい)」とよばれ、ブックデザイナー(装丁家)という専門のデザイナーがいます。
書籍をよく見てみると、“装丁 ●●●●”とクレジットが入っていることも。

本コラムでは、そんなブックデザイナーの仕事についてご紹介します。
 

表紙は本の“顔”!

 
先述したとおり、本、特に表紙のデザインは購買行動に大きな影響を及ぼします。
話題の1冊だから、好きな作家の新作だから……と手に取ることはありますが、「私にぴったりの本だ!」「この本すてき!」「手元に置いておきたい!」という気持ちで本を買うこともありますよね。
そんなデザインをつくっているのがブックデザイナーです。

ブックデザイナーは、編集者(出版社)から発注を受け、デザイン案をつくります。
本のテーマやターゲットをヒアリングし、編集者とイメージを打ち合わせてつくっていきます。

不動産関連は黄色が売れる……なんていわれた時期もありましたし、また、健康関連の本はオレンジや黄色が多い、美容本はピンクや白が多いことに気づいている方も多いでしょう。

本のデザインは、パッと見ただけで「誰のための」「どんな本なのか」がわかるように工夫されているのです。
 

表紙だけではない!本のデザイン

 
「本のデザイン」というと、思い浮かぶのが表紙のデザイン。
しかし、それ以外にもデザイナーがデザインするところがあります。
それは「トビラ」や「目次」。
トビラは、章のはじめに挿入されているページのことです。

本の世界観にあったトビラや目次をデザインし、本に統一感をもたせるのもブックデザイナーの仕事です。
 
デザイン好きのための本の読み方
 
書店によく行く方であれば、「最近、似た表紙の本が多いな」なんて思うこともあるでしょう。
確かに、本のデザインにも流行があり、さらにブックデザイナーさんによって個性があります。
好きなデザインを見つけたら、ブックデザイナーさんのクレジットを探してみましょう。
奥付か、目次ページの最後に入っているはずです。
「このブックデザイナーさんの本を制覇して、自分の本棚に並べる!」
――そんな読み方も楽しいかもしれません。


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